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Mainichi ga Kinyohbi♪  HPとすみれの花の事

菫紋
2012/01/26 (木)       すみれをめぐって| コメント:0
江戸後期 毛利氏(山口県)が用いた紋で

定紋は 一文字三つ星や抱き沢瀉(おもだか)ですが、他に10種ぐらいの紋が併用されていて その中の一つに菫紋があります。

縁起がいいことがあるとそれに関係した紋を作ったり、天皇や将軍などからの賜りものとしての紋など 増えていったそうです。
いろいろな場面で使い分けていたけれども、菫紋についてはどういう時に使ったのかわからなかったので、あまり重要な場面で使うものではないらしい。
すみれのデザインが 戦いに関係したものや 式典に使われたような感じはしないですが。

分家したりすると 主藩の紋と区別するためにデザインを少し変えて使ったりしたし 一般にも使われるようになると 種類はどんどん増えていき、 原型は約200種ぐらいなのが 現在1万種以上になっているそうです。

 
菫を使った紋は数種あり 毛利氏が使っていたものは毛利菫と言われているものだと思うのですが・・・


リアルさの順に並べてみると

1.増山菫 2.毛利菫 3.抱き菫(2種) 4.一つ菫(2種) 5.菫車 6.三つ葉菫(2種) 7.菫胡蝶(2種)

リアルさ順は主観です^^;

すみれ展@沖縄
2012/01/25 (水)       すみれ展| コメント:7
沖縄県で毎年行われている すみれと山野草展示会 が 今年も開催されます。

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すみれと山野草展示会
3月3日(土)〜4日(日) 沖縄市立中央公民館 
沖縄すみれ愛好会・シダ植物愛好会・山野草会
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「こまつなの部屋」すみれの花 のページでご確認ください。

まだ(というか沖縄に行ったことが大体1回しかないのですが^^;) 展示会にいったことはありませんが 上記サイトで様子を拝見するとなごやかで楽しそうな展示会ですよ。
沖縄には固有種が多いので 珍しいすみれや他の植物がみられると思います。 是非どうぞ〜。

沖縄といえば よく見かけることができるのは リュウキュウコスミレなので 代表して一枚。

リュウキュウコスミレ
'11.03.05 沖縄県

すみれ草(すみれぐさ)
2012/01/24 (火)       すみれをめぐって| コメント:3
すみれ草(すみれぐさ)という書物があるそうです。(Wikipediaより)

サイト名を最初は すみれ草(すみれぐさ)にしようかと考えたこともありますが結局 すみれ想 にしました。
すみれ草 という字を見ると 惹かれます。
ということで 検索してみました。

源氏物語の注釈書で江戸時代・北村久備著
「源氏物語 すみれ草」とか「菫草」などの題名であらわされていることもあるそうで。

序文末尾に
「なつかしみ はるの野すみれ 摘みぬれど つね人からの ものにぞ有りける」
という 和歌が記されていることから
そういう題名がつけられたらしいです。

近くの図書館にはなかった^^;
検索してみると〜さすが 国会図書館にはありました。

他に「源氏菫草」という書物もあるそうですが 上のものとは別物とのこと。

どっちにしても すみれの事を書いた本じゃないので 見ることはないと思います^^;

ほかにも すみれ草 という文字が入った本がいろいろ見つかりました。
以下省略(^^ゞ

なますみれ じゃないことばっかりやってると 頭とお尻がむずむずしてきます。
春はまだかなあ

ということで すみれの写真を〜源氏つながりで ゲンジスミレです。
ゲンジスミレ
'07.04.26 山梨県

ゲンジスミレは 葉の裏が濃い紫色なので 紫式部を連想し さらに源氏物語につなげて つけられた名前です。
なので 葉の裏がわかる画像を探したのですが 去年は時期が悪くて濃い色のがないし もともと葉の裏を撮影しているのがないので 何とか写っている 昔の画像をあっぷ
花はいい状態ではないし 前にも使った画像です。

裏の濃い紫色が葉の周りにまで縁どりしているように見えます。花の時期が終わりごろには薄くなってるような気がするのですが どうでしょうか。

また白いすみれ
2012/01/23 (月)       誕生花とすみれ| コメント:0
きょうの誕生花に また すみれを設定しているところがありました〜。
白いすみれだそうです。
1月15日にはマルバスミレをアップしましたが きょうは ニョイスミレにしました。

ニョイスミレ
'11.05.04 新潟県

多くの場所で見られるおなじみのすみれです。
画像では背が低いですが、茎が次々に枝分かれして 立ち上がります。

市町村の花
2012/01/22 (日)       すみれをめぐって| コメント:2
すみれは県の花に指定されてはいないようですが 市町村の花に指定されているところがあります。

さて また羅列^^;

北海道虻田郡洞爺湖町(2006年虻田町と洞爺村が合併)・・・すみれ
合併前の虻田町の花がすみれで、洞爺村の花がつつじだったので 洞爺湖町の花はすみれとつつじ。

長野県小諸市・・・コモロスミレ・・・昭和48年
大正末期 海応院で発見された八重咲きのスミレにコモロスミレと名付けられた

栃木県下都賀郡石橋町・・・すみれ・・・昭和59年2月24日
2006年1月10日、隣接する国分寺町、河内郡南河内町と新設合併して下野市となる。
下野市の花はすみれではなくユウガオ

神奈川県横浜市保土ヶ谷区・・・すみれ・・・平成元年市政百周年・開港130周年を記念して
公募を行い、花は63種類の中から検討。マスコットマークも平成2年に制定。

川崎市多摩区・・・すみれ(&モモ)

静岡県浜松市天竜区春野町(春野地区)・・・すみれ
当地出身の宝塚歌劇団演出家で名誉市民である白井鐡造氏に因んで 代表作の中で歌われた「すみれの花咲く頃」から、すみれの里づくり に力を入れている。浜松市すみれ草花愛好会主催のすみれ展も開かれる(4月7日、8日 はるのすみれ展)

静岡県伊豆の国市・・・すみれ(&あやめ)
2005年に伊豆長岡町、大仁町、韮山町が合併。市内の多くの種類が自生し 市民に親しまれているから
静岡すみれ愛好会によるすみれ展の会場になったこともある。

余談ですが
園芸店に伊豆スミレというのがありますが〜スミレ(マンジュリカ)の系統らしいですが、伊豆との関係は?と思いネットで見てみると
 「沼津 (ヌマヅ) 旧名:伊豆スミレ 伊豆半島の海沿いで発見された海岸性の変種、草姿は小型で多花性、強健で庭植えにも向く 」と書いてある花屋さんのサイトがありました。
2chでは「『スミレ』の小型変種が『伊豆スミレ』で発見地の地名」というのがありました。 また、アツバスミレの系統かな?とする園芸店もあり。 

奈良県香芝市・・・すみれ・・・昭和60年
昔からの山に咲く身近な花として愛されてきたすみれは市にふさわしいということから だそうですが
こんなところにスミレの絵がありました。

110426eizan.jpg兵庫県宝塚市・・・すみれ
宝塚歌劇団で「すみれの花咲く頃」がシンボルソングになっている事から

滋賀県大津市・・・エイザンスミレ・・・平成3年3月1日
市内比叡山(京都市とまたがる)に生えることから名づけられたすみれ
芭蕉の句碑(山路来て何やらゆかしすみれ草)が大津市小関町小関神社境内の天満宮境内にある。この句は、「大津に出(い)ずる道、山路をこえて」の時の句らしいので ゆかりが深いことからも選定理由になっているらしい。

広島県沼隈郡沼隈町・・・すみれ
2005年2月1日に福山市へ編入合併。福山市沼隈町になる。
福山市の花にすみれは入っていない。

愛媛県西宇和郡瀬戸町・・・すみれ・・・昭和59年制定
2005年4月1日、西宇和郡伊方町、三崎町と合併(新設合併)し、新たに伊方町の一部となった。
伊方町の花はつわぶき。



他にパンジーを選んでいるところも

北海道空知郡栗沢町・・・三色スミレ(パンジー) ・・・2006年
2006年3月に、北村町とともに栗沢町は岩見沢市に編入合併
岩見沢市の花はこぶしになっていました。

青森県上北群上北町・・・三色スミレ(パンジー)
2005年3月31日に東北町と上北町は東北町として新設合併。
東北町の花はさくら?

愛知県海部郡美和町・・・三色スミレ(パンジー)
マンホールの蓋や外套の装飾にパンジーの図柄が使われているそうです。
2010年3月22日甚目寺町、七宝町と合併してあま市となり町はなくなりました。市の花は決まってないようです。

佐賀県大町町(おおまちちょう)・・・三色スミレ(パンジー)

山梨県中巨摩郡玉穂町・・・三色スミレ(パンジー)
2006年2月20日 田富町と東八代郡豊富村が合併(新設合併)し、中央市となる。
中央市の花はれんげ草

岐阜県本巣郡巣南町・・・三色スミレ(パンジー)
2003年5月1日に穂積町と合併し瑞穂市となった。
瑞穂市の花はアジサイ


なぜすみれを選んだのか知りたかったのですが 見つけられないところが多かったです。

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