★高山へ
クモマスミレに逢いに行ったあとは ヤツガタケキスミレの山へ。
ヤツガタケキスミレ・・・名前の通り八ヶ岳で見られるすみれです。
はじめての八ヶ岳は 登れるのか心配でしたが 曇りがちで暑くなく 時々雲の切れ間もあり、景色を見晴らせたりして ちょうど良い天候で へばることなく楽しく?のぼれました。
なにしろ 仲間とすみれを見られるというのが一番の元気薬です。
それに 私のゆっくりペースにもまけず 同行の方たちも写真撮影で忙しく あまり焦ることなく登れました。
そして 砂礫の斜面で 黄色いすみれが見えます。やった〜 ヤツガタケキスミレです。
今回は黄色いすみれにいろいろあえて こんな高いところまでこれて。
ほんとかな?とちょっとほっぺをつねりたい感じです^^;
タカネスミレの他の亜種は クモマスミレとエゾタカネスミレがありますが ヤツガタケキスミレも今年同時期に見られたので 後はひとつだけ〜 でも北海道なのでちょっと行けないですね。
ヤツガタケキスミレめも(有茎種:キバナノコマノツメ類)
Viola crassa Makino subsp. yatsugatakeana Hid.Takah.
タカネスミレの亜種で 八ヶ岳でみられる。
'12.07.10 長野県
(おもに、以前のブログ 「毎日が菫曜日」の記事から転用です。)
尾根筋の砂礫の中に遠くに見えました。
だんだん多く見られたところへ。
近くで見ると花びらの裏に赤黒い色がついていて つぼみがばっちくみえます。
花は黄色でみな同じかと思ったら 結構違うのがありました。
これは 唇弁の褐色の斑がめだちます。
これはさっぱりとした顔です
もっとすっきりしてるのも 筋だけで斑がないです。
トリミングしてみたら ちっちゃい虫バッジがついていました。
横顔
葉が浅いろうと状になっているのもあります。
花を見るとキバナノコマノツメに良く似ています。
キバナノコマノツメとは別の種類なのですが
キバナノコマノツメ類のタカネスミレの亜種になります。
後姿
葉が厚いのがわかります。
葉は光沢がなく有毛 だそうですが 毛があるのか良く分かりません
もっとトリミングしてみたらなんとか毛が見えました。
ちょっと丸まって倒れているようです。